今年はドライバー志望も多く、レギュレーションで定められている人数を超えてしまうため、オーディションを開催することになりました。
誰を取らなきゃいけないのか、誰をその種目のエースドライバーとするのかこれからすごく悩むことになります。
昨日はその第一回目として、幸田サーキット様にレンタルカートをお貸しいただき1周30秒ほどのレンタルカートコースで練習を行いました。
他校に参考になるかもしれないので一人当たりの内容を書いておきます。
二本〜三本の練習走行
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ストレート上にパイロンスラローム設置、走行
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計測2周のタイムアタック
初めて乗る人も多かったので僕や今年のドライバーも走り、まずはラインどりやスピード感に慣れてもらいました。
学生フォーミュラの大きな特徴としてパイロンスラロームがあります。それを意識して走ってもらう内容も詰め込みました。
最後はたった2周で自分のベストを出してきてください、このタイムが選考会の評価に直結しますと少しプレッシャーをかけて全員アタック。
トップに対して最初は10秒以上差があった人も、最後は2秒差まできていました。成長率はすごいです。
かなり攻めれている印象です
しかし、本当に難しいのはここからです。レースチームもコンマ1を縮めるためにどれだけの時間を費やしていることか、想像に難くありません。
選考するときの基準はまず速さです。そもそも速く走る術を持っていなければ、出せるかどうかという次元までこれません。
そしてその上で、メンタルの強さを見ます。多くの人が見ている、たった2回のチャレンジで評価が下されてしまうのが学生フォーミュラです。プレッシャーに負ける、あるいは弱い人間では車両のポテンシャルを最大限発揮することができません。
個人的に昨日見ていたメンバーは、速さはまだ伸び代があるのでなんともなんとも言えませんが、想像していたよりも良かったです。ただメンタル的にまだ甘い部分があるな、と全体的に見て感じ取れました。
速さもメンタル的にも同じくらいのメンバーだったら、どっちを取るか。
学生フォーミュラでいえば、普段の活動にどれくらい意欲的であるかだと思っています。
来る日数、先輩とのコミニュケーション、活動のしかた、いわゆる「人間性」が見られるところで判断することになります。
チームとしてはやっぱり頑張ってると思う人に乗せたいし、そういう人なら車を託してもいいと思えますよね。
自分が選ぶときに何を基準にするかを考えれば、自ずと姿勢が決まってくる。
自分に言い聞かせながら、今日も活動したいと思います。
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